MTF日記

MTF当事者(診断あり)である人の日記

大学での通称名使用までの道のり

こんにちは!

 

まるまるです)^o^(

 

今回は MTFとして大学生活を送る中で、

通称名を大学内で公式に使用したいと思い

その経緯や手続きについて書きたいと思います。

 

以下に時系列順に簡潔に書いていきます。

 

 

まず、公式の場面でも自分の通称名を使いたいという思いが強くなり、

この問題に取り組むことを決意しました。

研究室に配属され、関わり合う同期が少なくなったため、

トランスの段階を進めようと思いました。

また、手術をして、将来女性として生きていくことへの決意ができたので、

通称名の使用実績を獲得して、

戸籍名の変更に役立てることができたらいいと思っていました。

 

 しかし、最初はどこに相談や申請をすれば良いのか全く分からなかったので、

学内施設の「学生相談センター」に連絡しました。

 

 相談センターから、

所属学部の「学生支援担当課」で手続きを進めればよいと教えてもらいました。

 

 学生支援担当課の担当者との話し合いの中で、

性同一性障害を理由にして

通称名の使用申請が可能であることを確認しました。

 

 最初は学生相談センターでの意見書が必要とのことでしたが、

私が既に診断書を持っていることを伝えると、

面談は不要との回答を受けました。

 

 申請の過程で、一応、両親の了承が必要だという情報を得ました。

したがって、私は連帯保証人などの書類を更新するために、

親に署名をしてもらうことにしました。

 

  学生支援担当課に、私の診断書のデータを提出しました。

 

 学生証の再発行のために、新しい顔写真を送付し、新しい学生証を受け取りました。

 

 新しい学生証を受け取った後、指導教員に通称名の変更を連絡しました。

また、学科長には学生支援担当課から連絡を入れてもらいました。

 

これで、通称名の使用は可能になりましたが、まだ少し続きます。

 

 私は同じ大学の大学院に進学を希望していましたが、

戸籍名は変更していなかったため、

出願時の名前に関する問題が懸念されました。

 

しかし、相談の結果、

通称名での出願や手続きが許可されることになりました。

 

 

最後にまとめとなります。

 

私の所属する学部では、通称名使用の制度は存在していたものの

その手続きを行う人は私が初めてでした。

初めての試みではありましたが、支援担当の方が親切に対応してくれて

とても助かりました。(手続き終了までに2か月程度かかりましたが)

 

大学も時代とともに進化していること、

そして自分の意志をしっかりと伝えることの大切さを再認識しました。

 

変かもしれませんが、大学にそういった環境が整っているのなら、

わからないことは積極的に聞いて

多少傲慢に相手は思うかもしれませんが、

意見をいうことが大切だと思いました。

 

また、指導教員の方もとても理解のある方で、

大学生活にほとんど支障がなく、良い環境でした。

 

 

 

今回は以上です!

 

 

また今度!

 

 

次のページでお会いしましょう!

 

 

まるまるでした)^o^(