MTF日記/大学院生

MTF当事者(戸変済)の日記

 

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もしもMTFの兄弟に女の子がいたら

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こんにちは

まるまるです

 

私は中学生のとき、自分の性別に対して強い違和感を抱えていました。

どんどん勝手に成長していく体、それが本当に嫌でした。

 

毎日鏡を見るたびに「これは私じゃない」と思っていたし、

周りの人たちから「声が低くなったね」とか「背が伸びたね」

と言われるたびに、胸の奥がぎゅっと締め付けられるような感覚になった。

 

周りの人たちは、きっと悪気があって言っていたわけではないのでしょう。

彼らにとって、成長は喜ばしいことだったのかもしれない。

でも、私にとっては違いました。

まるで自分の体が勝手に裏切っていくような感覚だった。

そんな中で、もしも私に妹がいたとしたら、私はどうなっていただろう?

 

「なんであなたは私の理想通りに成長していくの?」

私は兄弟の中では長子で、弟が一人いる。

だから、家の中で「女の子」という存在を目にすることはなかった。

でももしも妹(姉)がいたら…?

 

想像するだけで、当時の自分は耐えられなかったかもしれない。

私がどんなに努力しても、どんなに悩んでも、

どんなに苦しんでも変えられないものを、

妹は「当たり前」に持っている。

私が欲しくて欲しくてたまらなかったものを、

妹は何も考えなくても手にしている。

 

妹が小学校を卒業して、だんだんと女の子らしい体つきになっていく。

私は、どんどん「男の体」になっていく。

そんな現実を突きつけられたら、発狂してしまっていたと思う。

 

「なんで? なんで私にはないの?」

「なんであなたは、私が欲しかったものを全部持っているの?」

 

心の中でそんなふうに叫び続けながら、

きっと家の中にいるのが辛くなっただろう。

 

妹が何気なくスカートを履くたびに、

私はその姿を見て心がかき乱される。

 

妹が家で母親と一緒に化粧品を選んでいる姿を見たら、

悔しさで涙が出ていたかもしれない。

 

誰もが「女の子」として接してくれる。

そんな妹を見て、私は嫉妬しないわけがなかったと思う。

 

「兄弟にいなくて本当によかった」

だからこそ、私は兄弟に女の子がいなくて本当によかったと思っている。

自分の性別違和と向き合うだけでも大変だったのに、

もし身近に「なりたかった理想の姿」が存在していたら、

耐えられなかった。

 

毎日が自己嫌悪と嫉妬で溢れ、

家にいるだけで心がボロボロになっていたと思う。

 

もちろん、妹がいたらいたで楽しいこともあったかもしれない。

もしかしたら、一緒に買い物に行ったり、

メイクの話をしたり、時には服を貸し借りしたり…

そんな関係を築くこともできたかもしれない。

 

でも、それができるのは、

きっと私が今の自分になれたからこそ。

 

過去の私が、

当時のままの心を抱えたまま

妹の存在を受け入れられたとは思えない。

 

むしろ、その存在によって自分の苦しみが何倍にもなっていた可能性のほうが高い。

だから、兄弟に女の子がいなくて本当によかった。