MTF日記

MTF当事者(診断あり)である人の日記

性別違和の感じ方part3

みなさんこんにちは!まるまるです)^o^(

前回に続き声変わり(泣)について書きます

 

もともと中学一二年ではアルトをやっていました。男子はその中で3人くらいでしたが、音楽の授業は楽しかったことを記憶しています。(もっとも、歌うテストはもちろん女声で歌っていて、男子のほとんどは男声でからかわれたりして、恥ずかしかったですが。それでも楽しかったです)

それが中三で男声になって、音楽の授業が一気に悲しいものになりました。自分が歌えないのもそうですが、何よりそこで身長よりも明らかに、男女間の性差を強く感じることになったからです。

それ以前に、中二のとき、音楽の先生から「君はゆくゆくは男声になっていくのだから、今のうちから男声に行きなさい」と言われていました。しかし、お決まりの、自分は男性にはならないが発動していました。

 

声変わりが始まってからは、自分が周りに振る舞う態度も、他人が自分に振る舞う態度も変わっていきました。

自分の態度は、どこか本心から色々なことに楽しめず、後ろ向きになっていったといった感じです。

その結果、もともとあまりはしゃいだり、積極的に話すといったキャラではありませんでしたが、より一層それが強まりました。他人と話すことで、自分の声が自分に聴こえて、それが死ぬほど嫌であるし、その声を他人に聞かれるといったことも嫌でした。

また、他人の態度は、明らかに男として、特に女子が扱うようになっりました。先生もそうですね。

男なんだから、とかそんな言葉は強く私の心に刺さりました。親からは、実際声変わり後の声は聞き取りづらいのかもしれませんが、「思春期の声(声変わりのした声)は聞き取りづらいから」といった風に何度も嫌な声を出さなければいけせんでした。その表現が本当に辛く、言われた後はその言い方はやめてと、ふつうの人からしたらとても不思議なことを言っていました。当然そう感じるので、気にせず、またいわれました。そう言われて、涙を隠すことは大変でした。女子からも、「声変わったねー、ウケるw」とか言われて、そんなの自分が一番嫌という程わかってると傷つきました。(自分で言うのもなんですが、おそらく昔から可愛いキャラ扱いをされていたので、それが男になるのがとても面白かったのでしょう)

 

 

ということですpart3終わりにしようと思います。

なんだか書いていて、またあのときの嫌な記憶が蘇ってきました...

多分、次くらいでいた終わりになります。

 

ではまた今度!part4でお会いしましょう

 

まるまるでした)^o^(